GOLFZON

ついにラウンドデビュー!プレー時間など初心者が気を付けるべきこと

2021.12.24

打ちっぱなし場や屋内練習場やゴルフシミュレーター(シミュレーションゴルフ)などでの練習やゴルフスクールでのレッスンを重ねてラウンドデビューを目指して練習を積んで…ついに初めてのコースへ!

ただ初心者の方は特に「コースを回るにはどのぐらいの時間がかかるか」分からない方も多いではないでしょうか。

今回はゴルフのプレー時間や、ラウンドスタート〜ホールアウトまでに気をつけること、ラウンド中のマナーについてご紹介していきます。

1 ゴルフのラウンド時間の目安

ゴルフラウンドの際、「18ホールを回るとどれぐらいの時間がかかるのか?」ということが気になりませんか。

ラウンド時間については、例えば9Hだと2時間とも言われていますが当日のゴルフ場の混み具合によっても左右されます。

例えば、平日と土日祝日ではゴルフ場に来ている組数が平均的に違うためラウンドの平均所要時間が異なります。

土日祝日はコースが混雑していることを加味しハーフ2時間半前後、すごく混んでいる時は3時間を目安に、毎ホールを待たされてしまうということも想定しなくてはなりません。

さらに昼食休憩が約1時間加わって、ゴルフの18Hラウンドの所要時間は早くて4時間、平均所要時間としては約5~6時間ほどが平均的な所要時間といえます。

プレー人数は通常は4~3人で回ることが多く、その人数がスムーズにラウンドを回るのに適した人数と言われています。

ただし一緒にラウンドするメンバーのレベルによって、所要プレー時間については変動します。

例えば自分が良いショットプレーをしても、同じ組みで回るメンバーが多くボールを叩きすぎるスコアになってしまうと遅延することも…。

目安としておおよそメンバーのハンディキャップの合計が100以下になるのが良いと言われています。

ゴルフでは1組ずつコースに入って18ホールを順番に回っていきます。たとえ前の組みが遅延していても、前の組を追い越すことは基本的にできません。

(キャディー付きでよほどのことがない限り前の組を追い越すことや後ろの組に追い越してもらうことはできません。)

1組がホール攻略に長時間かけてしまうとそれ以降にいる全ての後の組に迷惑がかかってしまうのです。

その日に最初にスタートする組はプレーが遅いと全ての組に影響を与えるため、プレー時間により気を使わなければいけません。

基本的にはゴルフ場ごとに目安となるハーフでのプレー時間がカートやマスター室付近に記載されていることが多いのでその時間を目安にするようにしましょう。

また、目安などが書いていない場合でも前の組との間隔が1ホール以上空いてしまうことがない様にしましょう。

2 スタートとラウンド終了時に行うこと

ラウンドプレーは着替えや準備、直前の練習などを考えると余裕をもってゴルフ場に到着することをおすすめします。

9時スタートなら7時半には到着すると余裕を持って準備ができます。

コースデビューする時だけでなくゴルフラウンドの際は余裕を持って行動することを心がけましょう。

ここではゴルフ場に到着後、必要な準備についてご紹介していきます。

スタート時

  1. クラブハウスのエントランスへ
    クラブハウスではプレーの受付をしたり、ロッカーで服を着替えたりします。
    ゴルフ場によってはレストランで朝食をとることも可能です。
  2. キャディバッグを預ける
    クラブハウスでは、スタッフさんにキャディバックを預けましょう。
    その際、キャディバックには名札を付けてなければいけません。また旅行先などの遠方の場合はキャディバックは事前に送っておくこともできます。
    (こちらも配送中に不測の事態が起こる可能性があるので余裕をもって発送するようにしましょう。)
  3. フロント受付
    受付で用紙に名前や連絡先を記入し、スタート時間も再確認して記入してください。
    受付を済ませてロッカーのカギも受け取ります。
  4. 着替え
    ロッカールームでゴルフウェアに着替えをしましょう
  5. 道具の確認、ドリンク類の調達
    受付も完了しロッカーでの着替えも終わったら預けたキャディバッグがマスター室付近においてあるもしくはカートに乗せてあるので、キャディバックの中身を確認してください。
    クラブやグローブなど、ラウンドに必要な道具を忘れていないか見返しましょう。
    (こちらもご参考に:「夏ゴルフラウンドにあると絶対便利なアイテム7選」「ついにゴルフ場デビュー!ラウンドに必要な持ち物とは?」)
  6. ゴルフカートの確認
    ゴルフカートには預けたキャディーバッグがスタッフさんにより積み込まれます。
    ゴルフカートにラウンドバッグや飲み物などを積んでおきましょう。
  7. マスター室でスコアカードをもらう
    マスター室でゴルフのスコアを記入するスコアカードとペンをもらいましょう。
    (マスター室にはそれ以外にもボールマーク・グリーンフォークなども置いてあるので必要であれば持っていくようにしましょう。)
  8. 時間があればドライビングレンジで・練習グリーンでパター練習
    スタート前、時間があればドライビングレンジや練習グリーンでスイングやパッティングの練習をしましょう。
    特に練習グリーンではグリーンの状態が確認できるのでパター練習場での練習することをおすすめします。
    (マスター室付近にはその日のグリーンの速さが書かれていますので参考にしましょう。)
  9. ティーイングエリアに向かう
    カートに乗り、スタート時間の10分前にはティーイングエリアに向かいましょう。
    ティーイングエリアに到着後、同伴者やキャディーさんへ挨拶をし、打順などを決めましょう。

ラウンド終了時

  1. スコア確認
    9ホールまたは18ホール終了後、同伴者とスコアを確認しましょう。
    ゴルフのスコアは自己申告制です。毎ホール、グリーンを離れたらスコアを記入してください。
  2. クラブハウスに戻る
    9ホールまたは18ホール終了後、手持ちのクラブの本数を確認してからクラブハウスへ戻りましょう。
    クラブハウスへ入るときは、エアーガンで靴の泥やパンツの裾などについた汚れなどを必ず落としてください。
  3. お風呂など帰りの身支度
    ラウンド後はお風呂やシャワーで疲れを取るのがおすすめです。共同スペースなので、きれいに使用をすることを心がけてください。
    体を洗ってから湯船に入って、シャンプーやせっけんも次に使用する方が不快にならないように丁寧に使いましょう。
  4. フロント精算
    フロントでその日の清算をし、終了です。
    昼食や売店で購入したドリンク料金などもカードキーに含まれていることが多く、最後に清算となります。

3 ラウンド時に守りたいマナー

ラウンド中全ての場面で共通するマナーを紹介します。

  • 打つ人の邪魔にならないようにする
  • 前に人がいる時は、ショットを行わない
  • コース内で喫煙をしない
  • 携帯電話をマナーモードにするか電源を切る
  • 予備のボールをポケットに入れておく
  • 別のホールにボールが飛んでしまった時は「ファー」と叫ぶ

非常識な人だと思われないよう、これらのマナーを常に念頭に置いてラウンドを行いましょう。

(こちらもご参考に:「今からでも遅くない!初心者が知っておくべきグリーンの基本とマナー」「知っておいても損はしない!ゴルフ初心者が押さえておきたいマナーの基本」)

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ベテランプレーヤーに「セント・アンドリュースでコースデビューしたよ!」と言ったら、きっと驚かれること請け合いです。

実際にランドデビューする前に、まずゴルフシミュレーターでよりゴルフ場に近い環境でランドデビューしてみるのもよいかもしれませんね。

もしラウンドするゴルフ場がゴルフゾンのシミュレーターに登録されているなら是非事前にラウンドしておくことでコースの全貌を覚えることができますし、攻略の方法も予習することができます。

登録がなくても模擬ラウンドとして何度もシミュレーターでコースを回ることでどれくらいの時間がかかるかの目安がわかるようになります。

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ゴルフシミュレーター「GDR」について

まとめ

初めてゴルフ場へ行く時、初心者の方は特に不安に感じるものです。

しかしコースデビュー前にすべきことや用意しておくものを準備して頭に入れておけば、不安も少しは晴れ思いっきりラウンドデビューを楽しめるかもしれません。

コースデビュー当日はマナーやルールにも注意しながら、練習時と全然違う自然にかこまれた開放感を満喫してください。

ラウンドデビューが楽しいものになってこれからもゴルフが好きになるためにも打ちっぱなし場やゴルフシミュレーターでの練習や模擬ラウンドを欠かさないようにしましょう。