話題の「ゼロトルクパター」を徹底解剖!その特徴とメリット、合う人合わない人とは?

2025.11.30

話題の「ゼロトルクパター」を徹底解剖!その特徴とメリット、合う人合わない人とは!?アイキャッチ画像

近年、ゴルフクラブの進化はとどまることを知りません。

ドライバーやアイアンはもちろんの事、それはパターでも。

パター市場で一気に存在感を増しているのがゼロトルクパターです。

トーナメントプロの使用率も上がり、一般ゴルファーからも「方向性が安定する」「ショートパットが怖くなくなった」という声が増えています。

パターはその日のスコアのうちの約4割を占めるとも言われるもっとも使われる重要なクラブです。

だからこそ、ストロークの再現性が高いパターを使うだけで、スコアが2~3打変わることも珍しくありません。

この記事では、ゼロトルクパターの仕組み・メリット・デメリット・合う人・合わない人などを徹底的に解説。

スコアメイクの要、パターを見直すときの参考にしてください。

ゼロトルクパターとは!?

「トルク」とは日本語に訳すと「回転力」、「ねじりモーメント」と訳されます。

「ゼロトルクパター」とはその名の通りその「トルク」を極限まで減らしたパターになります。

ゴルフのパッティングこそ再現性のスポーツの表れです。

ちゃんといつも通り構えてパッティングしているのに右に押し出してしまう、逆に引っ掛けてしまう、思ったよりも転がらないなどありますよね?

一般的なパターでは、ヘッドが動く途中でフェースが少し開いたり閉じたりします。

このわずかな動きが方向性のズレにつながり、特にショートパットでは致命的なミスになりやすいです。

そんな“フェース面が意図せず開いたり閉じたりする”ことで発生する方向性のバラつきや距離感のばらつき、それらを徹底的に抑えるために開発されたのがゼロトルクパターです。

様々なゼロトルクパターのイメージ画像
(ゼロトルクパターイメージ画像)

ゼロトルクパターの特徴(主要技術)

話題の「ゼロトルクパター」には最新の技術や考え方が取り入れられています。

ライアングルバランス

パター全体の重心とシャフト角の絶妙なバランスを取ることで、フェース面を自動的に“スクエア”に保とうとする働きの事。

これにより、直進性が高く再現性の高い転がりを生み出します。

高慣性モーメント・重心配置

ヘッドの後方に重量を配置し、重心を深くすることで慣性モーメントが大きくなります。

慣性モーメントが高いほどヘッドはブレにくく、ストローク中のフェース向きが安定するのはもちろんのこと、ミスヒットへの耐性も向上します。

シャフト・ネック構造

シャフトの位置や角度はもちろんのこと、スチール+カーボンなど複合素材を用いてヘッドが自然にローテーションしないように作られています。

それにより腕や手首の動作によるねじれへの耐性が向上し手の動きとフェースの向きがズレにくくなります

 

上記のような最先端の技術や素材を活用・組み合わせ、結果として「まっすぐ引いてまっすぐ出す」感覚を強くサポートしてくれるのがゼロトルクパターの最大の特徴です。

ゼロトルクパターのメリット

ゼロトルクパターには特に初心者~中級者のゴルファーにとっては非常にメリットが大きいといえます。

方向性の安定

ストローク中にパターのフェースが開閉しにくいのでまっすぐ引いてまっすぐ出すパッティングが可能になり、狙ったラインにボールが出やすくなります。

ショートパットの成功率が上がる

2m以内のショートパットは少しのフェースの開閉の違いでカップから外れてしまいます。

ゼロトルクパターはその少しを抑えてくれるのでショートパットの安心感が違います。

ミスヒットに強い

パターは芯を外してしまうと距離もショートしますし、回転がまっすぐでなくなるため方向もまっすぐ行きません。

ゼロトルクパターは慣性モーメントが高いモデルが多いためミスヒットでのミスの幅が少なくなります。

ゼロトルクパターのデメリット

逆にゼロトルクパターのデメリットはどのようなものがあるのでしょうか?

ヘッドが大きい

慣性モーメントを高めるためにゼロトルクパターは今までのパターに比べるとヘッドが大きいモデルがほとんどです。

そのため今までのパターに慣れている方にはパターのストロークでダフることがあります。

構えた時の違和感

今までのパターに慣れている方は特に感じるのが構えた時の違和感です。

今までのパターとはシャフト角も違うため今までのパターとは構えた時に見え方が変わります。

ゼロトルクパターが合う人

以下の様な方がゼロトルクパターの使用に向いているといわれています。

・ショートパットが苦手

・パターの方向性が安定しない

・ロングパットの距離がまとまらない

・スリーパットが多い

・まっすぐ引いてパットがしたい

ゼロトルクパターが合わない人

・パターのストロークがアーク型のゴルファー

今までのパターとは違うからこそ今までのパターで慣れている人には最初は違和感が多いパターに感じるでしょう。

ただし、パットに悩んでいるなら試してみたいパターと言えます。

ゼロトルクパターの選び方

まずは自分の今使っているパターに近い形を選ぶようにしましょう。

今マレット型を使っている方はマレット型のゼロトルクパターを、ピンタイプのパターを使っている場合はピンタイプのゼロトルクパターをチョイスしましょう。

(以前はマレット型がほとんどでしたが、最近ではピン型のゼロトルクパターも出てきました。)

そのうえでいつもの通りのストロークで試打しましょう。

最初から違和感がない人はゼロトルクパターに向いているといえるでしょう。

違和感が多少ある方も「まっすぐ引いてまっすぐ出す」を意識して試打してみて今までのパターよりも方向性がまとまっているのであれば合っているといえます。

また、試打の時、敢えて芯から外して打ってみてください。

その時のミスの幅が今までよりも少ないのであればゼロトルクパターを是非検討に入れてみるといいと思います。

まとめ

今回は最近話題の「ゼロトルクパター」を徹底解説しました。

ゼロトルクパターはフェースのねじれを抑え、ストロークの再現性と方向性を大きく高めるパターでロングパットの距離感とショートパットの安定性が増すことが期待できます。

冒頭にも書きましたがパターは1回のゴルフラウンドの中で約4割の打数を占めるといわれるほど重要でパターの名言も数多くあります。

伝説的なゴルファーのベン・ホーガンも「パットイズマネー」という格言でパターの重要性を言っていますし、伝説のアマチュアゴルファーのウォルター・トラビスも「パットを制する者は世界を制す」と言っています。

パットで悩んでいるならストロークを見直すことももちろんですが、パターを見直してみてはいかがでしょうか?

また、ゴルフ弾道システム「GOLFZON WAVE」の「WAVE PUTT」ならパットデータが8種類計測することができます。

ご自分の今のパッティングのデータを基にパターを変えた時との違いをデータから分析することができます。