ゴルフコンペ幹事必見!コンペの景品選びのコツとオススメ景品ジャンル紹介!

ゴルフコンペの幹事を任された瞬間、多くの方がまず頭を抱えるのが「景品、どうしよう……」という悩みではないでしょうか?
ゴルフコンペは参加者の年齢も立場もバラバラ、ゴルフ歴も価値観も違う中で、「誰に当たっても喜ばれる景品」を考えるのは、正直かなりのプレッシャーです。
無難すぎるとゴルフコンペの表彰式が盛り上がらないし、尖りすぎると好みが分かれてしまいます。
予算や持ち帰りやすさ、順位ごとのバランスまで考え出すと、何が正解なのか分からなくなってしまいますよね。
それでも、コンペが終わったあとに「今回の景品、良かったね」「幹事さん、さすがだね」と言われるかどうかで、コンペに参加した人がまた参加したいと思ってくれるかどうかの印象は大きく変わります。
実は、参加者の満足度を左右するのはスコア以上に“景品の選び方”かも!?
つまり、景品選びを制することは、幹事としてゴルフコンペの評価はもちろん、自身の評価を一段引き上げる最大のチャンスでもあります。
このコラムでは、景品選びに悩む幹事の方が「何を基準に、どう考えればいいのか」を整理し、迷わず決められる考え方と実際におすすめのコンペ景品をご紹介。
(もちろん選ばない方がいいコンペ景品もご紹介)
特別なセンスや高額な予算は必要ありません。
押さえるべきポイントさえ分かれば、「できる幹事」は誰でも再現できます。
読み終わる頃には、景品選びへの不安が自信に変わっているはずです。
ゴルフコンペ景品選びの基本
ゴルフコンペの景品選びの基本は「予算」と「賞(対象人数)」です。
まずは「賞(対象人数)」を決める
ゴルフコンペの景品(商品)を決めるところから始めましょう。
ゴルフコンペの開催人数にもよりますが、優勝・準優勝・ブービー賞等の賞を用意するかを決定しましょう。
※ゴルフコンペの賞については「ゴルフコンペの幹事になったら…初めてのゴルフコンペ幹事マニュアル」でも詳しく解説しています。
人数が決まったら賞ごとの予算割り振りを決めましょう
ゴルフコンペの景品選びでは、先に「賞(順位や特別賞)」を決めてから予算を考えるほうが、結果的に失敗を防ぐことができます。
賞から決めることで
・各賞の景品の“役割”が明確になる
・予算配分の“偏り”を防げる
・コンペ全体の盛り上がりを考えることができる
・無駄な出費や貝直しを防ぐ
事ができるからです。
例えば5組20名のゴルフコンペでコンペ参加費(景品に充てれる費用)が一人2000円、合計で景品の予算としては40,000円の場合の景品予算割り振り例として
- ・優勝:10,000円
- ・準優勝:5,000円
- ・3位:3,000円
- ・ブービー賞:2,000円
- ・ベスグロ賞:2,000円
- ・10位:1,000円
- ・15位:1,000円
- ・ドラコン:1,000円×2ホール
- ・ニアピン:1,000円×4ホール
- ・参加賞:500円×20名
こうすることで予算から各賞の景品を選ぶことができます。
ゴルフコンペで喜ばれる景品ジャンル
ゴルフコンペの景品対象となる賞とその予算が決まったなら次は実際に景品選びになります。
「何を買うか」以前に「どんなジャンルにするか」で迷うのではないでしょうか?
食品、日用品、ゴルフグッズ、体験型ギフトなど、選択肢が多いからこそ、方向性が定まらないまま探し始めてしまいがちです。
景品選びを間違えると、予算内でも印象が弱くなったり好みが分かれて盛り下がってしまうこともあります。
逆に言えば、ジャンルを押さえるだけで景品選びは一気に楽になり、参加者の満足度も大きく変わります。
続いてはゴルフコンペの幹事として「選んで正解」と思われやすい景品ジャンルを分かりやすく整理してご紹介します。
商品券・金券・旅行券
商品券や金券、旅行券はゴルフコンペの景品として圧倒的な人気があります。
商品券や金券、旅行券が喜ばれやすい最大の理由は、受け取る人の年齢や性別、ゴルフ歴を問わず幅広く活用できる点にあります。
特定の商品と違い、使い道を自分で自由に選べるため、「好みに合わない」「使えない」といった不満が生じにくいのが特徴です。
必要なタイミングで使える実用性の高さや、生活費やレジャー費の補助として活用できる点も満足度を高める要因です。
ゴルフ用品
ゴルフコンペの景品なのでゴルフ用品もコンペの景品にはおススメです。
ただし、「サイズに関係なく使える」という前提が付きます。
なので、
ゴルフメーカーのタオルや有名ゴルフボール、距離計測器、アイアンカバーやパターカバーなどのようにサイズに関係なくあると嬉しいものが喜ばれます。
目録付きの食品
ゴルフコンペの景品として目録付きの食品が人気を集めている理由は、受け取る側の負担が少なく、満足度が高い点にあります。
目録形式であれば当日の持ち帰りが不要なため、重さや鮮度を気にする必要がありません。
また、配送日を受け取り側が指定することができるので自宅でゆっくり受け取れるうえ、高級食材や名産品といった特別感も演出できます。
表彰式で目録があれば表彰式も華やかになるので実用性と華やかさを兼ね備えている点が、多くの参加者に支持されている理由です。
テーマパークなどのチケット
自分だけでなく家族や友人と一緒に楽しめるため、思い出づくりにつながる価値の高い景品としてテーマパークなどのチケットもおススメです。
持ち帰りやすく保管場所にも困らない点や、「非日常」を感じられる特別感がありますよね。
テーマパークのチケットに限らず、体験型の景品は印象に残りやすく、コンペ全体の満足度を高める効果も期待できます。
ゴルフプレー券
ゴルフコンペに参加しているということはゴルフをされる方であることは間違いありません。だからこそゴルフコンペの景品としてゴルフプレー券も実は喜ばれます。
消耗品や物品と異なり、プレー券は「次の楽しみ」を提供できる体験型の景品であり、受け取った後もワクワク感が続きます。
誰もがうらやむトーナメントコースなどならなおさらおススメです。
あまり喜ばれないゴルフコンペ景品とは!?
逆にせっかくコンペの景品を選んだのに微妙なケースになる景品もあります!
ウェアやシューズなどサイズや好みが限定されるもの
ゴルフコンペの景品としてウェアやシューズなどの衣類があまり喜ばれにくい理由は、サイズや好みが参加者ごとに大きく異なる点にあります。
体型やに合わないサイズの衣類やシューズは実用性がなく、交換や調整も難しいため、受け取っても使用できないケースが少なくありません。
ブランドやデザイン、カラーへのこだわりが強いアイテムであり、自分で選びたいと考える人が多いのが実情です。
家電やお米などの重くて持ち帰りづらいもの
重くて持ち帰りづらい景品は、受け取った後の負担が大きくなりやすいため、ゴルフコンペでは敬遠されがちです。ラウンド後は疲労していることが多く、米や大型飲料、家電といった重量物は車への積み込みや自宅までの運搬に手間がかかります。
特に電車やバスはもちろん、相乗りでゴルフコンペに来ている方にとっては大きな負担となり、せっかくの景品が喜びよりも困りごとになってしまうケースも少なくありません。
もしそのような商品を選ぶときは目録形式にして後日発送するのがお勧めです。
お酒など健康や嗜好に左右されるもの
受け取る人の健康状態や生活習慣、嗜好によって評価が大きく分かれる景品です。
お酒を飲まない人や体質的に控えている人にとっては、アルコールは実用性のないものになってしまいます。
景品選びのコツ

おススメと避けるべき景品のジャンルをご紹介しましたが、それ以外にも様々なゴルフコンペの商品はあります。
ゴルフコンペの景品選びのポイントは大きく4つになります。
以下の4つのポイントを参考に景品選びをするようにしましょう。
誰にでも喜ばれる
ゴルフコンペには年齢や性別、ゴルフ歴の異なる参加者が集まるため、個人の好みや生活スタイルに左右されにくい景品を選ぶことが重要です。
特定のサイズや嗜好に依存するアイテムは満足度に差が出やすく、一部の参加者にとっては使えない景品になってしまうこともあります。
幅広い層に受け入れられやすく、使い道を自分で選べる景品を選ぶようにしましょう。
持ち帰りしやすい
ラウンド後の参加者は疲労していることが多く、重さや大きさのある景品は負担になりがちです。
また、車に相乗りでコンペに来ている人もいれば車のサイズも皆さんそれぞれです。
受け取る側のストレスを軽減することもポイントです。
大きな商品や重い商品などは目録にするなどの対応をするようにしましょう。
表彰式映えする
表彰式はコンペの盛り上がりを左右する重要な場面です。
見た目に華やかさや特別感のある景品は、会場の雰囲気を一層引き立てます。
実物が小さくても、パネルや目録を活用することで「豪華さ」や「分かりやすさ」を演出できます。
参加者全員が内容を把握できることで期待感が高まり、写真映えや話題性も生まれ、コンペ全体の満足度向上につながります。
季節やトレンドを先取りする
景品に季節感や最新トレンドを取り入れることで、「今ならでは」の特別感を演出できます。
夏であれば冷涼グッズやスタミナ系食品、冬であれば防寒アイテムや温かみのあるグルメなど、時期に合った選定は実用性も高まります。
また、話題性のある商品や流行を意識した景品は記憶にも残りやすく、「センスの良いコンペ」という印象を与える効果も期待できます。
まとめ
ゴルフコンペの成功は、当日の進行だけでなく、参加者の記憶にどれだけ良い印象を残せるかにも大きく左右されます。
その中でも景品選びは、幹事の腕が最も表れやすい重要なポイントと言えるでしょう。誰にでも喜ばれ、持ち帰りの負担が少なく、表彰式で場を盛り上げてくれる景品を選ぶことで、コンペ全体の満足度は大きく高まります。
また、目録や商品券といった汎用性の高い景品や、季節感やトレンドを意識したアイテムを取り入れることで、「参加して良かった」と感じてもらえる工夫にもつながります。景品は単なる賞品ではなく、参加者への感謝や心配りを形にするものです。
今回ご紹介したポイントやおすすめ景品を参考にしていただければ、景品選びに迷う時間や不安も軽減され、幹事としての負担もぐっと楽になるはずです。
せっかく幹事になったからこそコンペの景品選びも成功させてデキる幹事になりましょう。