90切りしたい中級者へ。ボギーペースで回るための練習法と見直しポイント

投稿日:2026.05.25

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100切りはできるようになったのに、90切りがなかなか見えてこない。

そんな悩みを抱える中級者は少なくありません。

実際、90切りは「もっとナイスショットを増やせば達成できる」という単純なものではありません。

  • ・ドライバーが飛んでも、アプローチで寄らない
  • ・アイアンが当たっても、パターで1打多い

こうした小さなズレの積み重ねが、90の壁につながっています。

90切りを目指す中級者に必要なのは、完璧なゴルフではなく、ボギーペースで安定して回る力です。
大叩きを防ぎ、無理をせず、取れるホールでパーを拾う。この考え方ができるようになると、90切りは一気に現実的になります。

この記事では、90切りしたい中級者に向けて、ボギーペースで回るための考え方、練習法、見直しポイント、そしてシミュレーター活用まで整理して解説します。

90切りに必要なのは「パー狙い」より「ボギーペース」の発想

90切りを目指すとき、「もっとパーを増やさなければ」と考える人は多いものです。

しかし、スコア90は18ホールをすべてボギーで回れば到達する数字です。

つまり、90切りで本当に重要なのは、バーディーやパーを量産することではなく、ダブルボギー以上をどれだけ減らせるか、以下にボギーペースで回れるかです。

中級者が90を切れない原因の多くは、ナイスショット不足ではなく、1ホールの中でミスが連鎖して大叩きしてしまうことにあります。

  • ・ティーショットを曲げる
  • ・無理にリカバリーを狙う
  • ・寄せきれず、さらに3パットする

こうした流れが増えれば増えるだけ90切りは一気に遠のきます。

だからこそ、90切りを目指す中級者は「どうすればパーを取れるか」だけでなく、どうすればボギーで止められるかを考えることが大切です。

派手なショットより、安定感のあるショット、挽回よりも崩れない判断の積み重ねがスコアを変えます。

(参考:シミュレーションと本番コースのスコア差が気になる方はこちら

90切りできない中級ゴルファーに多い3つの課題

1.ティーショットのミスが大叩きにつながっている

90切りできない中級者に多いのが、ドライバーのミスから1ホールが崩れるパターンです。

飛距離自体は出ていても、OBや林、池などのトラブルが多いと、それだけでスコアはまとまりません。

90切りでは、毎回フェアウェイキープする必要はありませんしプロでもティーショットすべてがフェアウェイに行くことなんてありません。

ただし、次の1打が打てる場所に残すことは非常に重要です。

飛ばすことより、OBやペナルティ・セカンドが打てないなどの致命的なミスを減らすことのほうが優先順位は上です。

2.100ヤード以内で1打ずつ損している

中級者が90を切れない理由として、意外と大きいのがショートゲームです。

グリーン近くまで運べているのに、アプローチが寄らず、ボギーで済むはずのホールがダブルボギーになる。

この積み重ねはかなり大きいです。

90切りを目指すなら、フルショットの精度だけでなく、100ヤード以内を何打で終えているかを見直す必要があります。

3.パターで余計な1打を増やしている

パターはスコアに直結するにもかかわらず、後回しにされがちです。

特に90切りを狙う段階では、ショートパットの精度よりも、まずは3パットを減らすことが重要です。

長いパットを無理に沈める必要はありません。

大切なのは、1打目で大きく外さず、2パットで確実に終えることです。

90切りでは、この安定感が大きな差になります。

(参考:3パットを減らすパター練習の基本はこちら

90切りしたい中級者が優先すべき練習法

ドライバーは縦より横!「飛距離アップ」より「曲げ幅の管理」

90切りを目指すなら、まずはドライバー練習の目的を見直したほうがいいです。

飛距離を伸ばすことも魅力ですが、それ以上に大切なのは、右にも左にも大きく曲がる状態を減らすことです。

そうなることで選択肢のあるセカンドショットが可能になるからです。

練習場では、マン振りした1球よりも、同じテンポで7〜8割の力感で打て、曲げ幅が少ない球を増やす練習意識が効果的です。

ラウンドでは「1発の会心」より「再現性のあるショット」のほうがスコアに直結します。

100ヤード以内はベタピンの「寄せる技術」よりグリーンを外さない「ミスを減らす技術」

90切りでは、アプローチで毎回ベタピンに寄せる必要はありません。

まず重要なのは、ザックリやトップで大きなミスをしないことです。

そして、まずはグリーンに乗ることです。

30ヤード、50ヤード、70ヤードなど、自分がよく残る距離を把握し、そこからグリーンに乗せる・大きく外さない練習を増やすようにしましょう。

パーオン、ボギーオンの回数が増えれば増えるだけ90切りは目前になります。

パターは“入れる”より“2パットで終える”

90切りしたい中級者にとって、パター練習の軸は明確です。

それは、3パットを減らすことです。

ショートパット練習も大切ですが、まずはロングパットの距離感を整えて、2打で終えられる確率を高めることがスコア改善につながります。

1打目でOKパット以内、または1メーター以内にすることができればほぼ2パットであがることができます。

この再現性が、90切りでは大きな意味を持ちます。

中級者ほど「再現性」を意識した練習が必要

100切りを超えて90切りを目指す段階になると、単純に球数を打つだけでは伸びにくくなります。

その理由は、良いショットが“たまたま出る”状態から、“狙って再現できる”状態に変わる必要があるからです。

ゴルフは再現性のスポーツであり、安定したスコアのためには毎回近い動きを繰り返せることが重要です。

感覚の良い日だけ当たるのではなく、調子が悪い日でも崩れにくい形をつくることが、90切りには欠かせません。

(参考:安定したスコアにつながる“再現性”の考え方はこちら

また、練習量そのものはあるのにスコアがまとまらない人は、やみくもな球数練習になっていないかも見直したいところです。

感覚任せの反復はいつか来るであろう“当たり待ち”になりやすく、再現性を高めるとは程遠くなります。

(参考:練習しているのに安定しないと感じる方はこちら

90切りのためにはコースマネジメントも見直す

90切りは、技術だけでなく考え方でも決まります。

むしろ中級者にとっては、ショット力よりマネジメントのほうがスコアの差につながりやすいとも言えます。

まず見直したいのは、ピンを狙いすぎないことです。

ショットがある程度打てるようになると、ついピンをデッドに狙いたくなります。

ですが、90切りの段階ではグリーンセンターや安全なサイドを狙うほうが結果的にスコアは安定します。

また、トラブル時に1打で取り返そうとしないことも重要です。

林の中や傾斜地、つま先下がりなど、難しい状況で無理をしてしまうと、そこから大叩きにつながります。

90切りを狙うなら、ナイスリカバリーを狙うより、次で立て直せる場所に戻す判断が必要です。

さらに、その日の調子に合わせてプレーを変える柔軟さも大事です。

ドライバーが不安定なら3WやUTを使う、ショットが荒れている日はピンより広い場所を狙う。

こうした判断ができる人ほど、90切りに近づきます。

 

90切りを目指すなら記録すべき数字(データ)がある

ラウンドを数字で管理し、まとめているイメージ

90切りしたいなら、ラウンド後に「今日はダメだった」「なんとなく調子が悪かった」で終えないことが大切です。

感覚ではなく、最低限の数字を見て振り返るだけで、次の練習の質は大きく変わります。

特に見ておきたいのは、次の4つです。

  • ・OBや池など、大きなミスの数
  • ・3パットの回数
  • ・ダブルボギー以上のホール数
  • ・100ヤード以内から何打かかったか

この4つを見るだけでも、「どこでスコアを失っているのか」がかなり明確になります。

90切りしたい中級者ほど、ショットの見た目ではなく、スコアを崩している原因の数字化が重要です。

この数字(データ)を基に練習を組み立てていきましょう。

観戦用の知識に見えて、実はアマチュアの自己分析にもかなり使え、中身を数字で見ることが上達に直結するのです。

(参考:スコアの中身を数字で見る“スタッツ”の考え方はこちら

シミュレーターを活用すると中級者の練習効率は上がる

シミュレーションゴルフ練習場

90切りを目指す中級者にとって、シミュレーターの活用はかなり有効かつ効果的です。

理由はシンプルで、自分のミス傾向を整理しやすいからです。

中級者が伸び悩むときは、「なんとなく練習しているけれど、何が改善されたのか分からない」という状態になりがちです。

感覚だけでは、右に出やすいのか、飛距離が番手ごとにばらつくのか、アプローチの距離感がズレているのかを正確に把握しにくいことがあります。

シミュレーターを使えば、球筋や方向性、距離感、クラブごとの傾向を確認しながら練習しやすくなります。

特に90切りを狙う段階では、単純な飛距離よりも、再現性・曲がり幅・距離のばらつきを見直せることが大きなメリットです。

また、コースを想定しながら練習できるのも強みです。

ラウンド本番では、毎回同じ平らな場所から打つわけではありませんが、「この距離で無理をしない」「このクラブ選択なら大叩きしにくい」といった判断の積み重ねは、シミュレーターでも十分に鍛えられます。

もちろん、芝の感覚や傾斜、風などは実際のコースでしか得られない部分もあります。

それでも、自分のゴルフを数値と傾向で整理しながら練習できる環境は、中級者が90切りを目指すうえで大きな武器になります。

(参考:GOLFZON設置店舗情報はこちら

90切りは「攻めるゴルフ」ではなく「崩れないゴルフ」で達成する

90切りを目指す中級者が最初に見直したいのは、「上手いゴルフをしよう」としすぎていないかという点です。

90切りに必要なのは、毎ホールでパーオンすることでも、会心のドライバーを連発することでもありません。

必要なのは、致命的なミスを減らし、ボギーペースで淡々と回れる安定感です。

  • ・ティーショットで大きく曲げない。
  • ・100ヤード以内で無駄な1打を増やさない。
  • ・3パットを減らす。
  • ・無理な攻めをしない。
  • ・そして、自分のミス傾向を把握しながら練習する。

この積み重ねができるようになると、90切りはもう目前です。

まとめ

90切りしたい中級者に必要なのは、パーを増やすことよりも、ダブルボギー以上を減らすことです。

そのためには、ボギーペースで回る発想を持ち、ドライバー、100ヤード以内、パター、コースマネジメントを優先して見直すことが重要です。

さらに、感覚だけに頼らず、自分のミス傾向や数字を把握しながら練習したいなら、シミュレーターの活用も有効です。

中級者ほど、「たくさん打つ」より「何を修正すべきか分かる練習」の価値が大きくなります。

90切りは、派手なゴルフで達成するものではありません。

崩れない安定感のあるボギーペースのゴルフを積み重ねた先に、自然と見えてくるスコアです。

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